措置制度、支援費制度、ターミナルアプローチ、生存権保障の原理...

措置制度とはどのようなものですか?@

措置制度というのは、
一般には行政が行う行政上の処分のことをいいます。

 

また、福祉の分野では、福祉関係諸法に基づき、
援護、育成、更生などの行政処分を決定し
実施する制度のことをいいます。

措置制度とはどのようなものですか?A

なお、この措置制度は、
戦後の日本の社会福祉システムの基本となっていました。

措置制度から支援費制度へ

2000年に導入された介護保険により、
契約制度への移行が開始されており、

 

2003年4月からは障害者福祉領域でも、
契約によりサービスを利用する支援費制度への移行が開始されました。

措置入院とはどのようなものですか?

措置入院というのは、
精神保健福祉法に基づき、

 

入院させなければ自傷他害のおそれのある患者に対して、
知事および指定都市市長の権限で行われる入院のことをいいます。

 

なお、措置入院の必要性については、
精神保健指定医2名以上の診察の結果により行われます。

 

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措置費とはどのようなものですか?

措置費というのは、
都道府県あるいは市町村(措置権者)が

 

各法律に基づいて行う福祉の措置にかかわる
軽費のことをいいます。

ターミナルアプローチとはどのようなものですか?

ターミナルアプローチ(死の教育)というのは、
臨終に至るまでのプロセスでの心構えや
ケアの方法および死そのものの受容についての教育のことをいいます。

 

このターミナルアプローチは、
死期が迫っている患者やその家族に対して
医療者などが行います。

 

なお、在宅で死を迎える本人、
それを看取る家族には不可欠です。

生存権保障の原理とはどのようなものですか?

生存権保障の原理というのは、
生活保護法第1条に示される4原理の1つです。

 

すべての国民は、
憲法第25条に規定する生存権を実現するため
保護を受けることができます。

 

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